そうるふる日記

ユニバーサルシフトアップル

マソさん ②

 

最近パソコンの調子がいいのでゴキゲンなそうるです。

みなさんこんにちは。

 

(前回までのあらすじ)

マソさんの働きにより、集合集宅内にある3箇所の自転車置き場に平和が訪れました。

 

その続きです。

変わらず強風が吹き荒れる日々にも関わらず1台も自転車が倒れていないという奇跡。

 

そんな調子で数か月がすぎました。

相変わらず自転車は1台も倒れません。

 

そうこうするうち、だんだん強風の日が少なくなってきました。

今にして思えば、引っ越してきた当初から1年間ほどの強風続きは軽い異常気象だったのかもしれません。

 

引っ越しの翌年、つまりわたしが管理会社に電話をした年ですが、

野田市川間(わたしの住んでる町)はゲリラ豪雨や竜巻直撃などでたびたびニュースにもでたほどでした。

 

ちなみに竜巻は駅の南側の地区で起きました。わたしの家は北側でしたので、その時間帯、在宅していましたが、竜巻には全然気がつきませんでした。

ほんと竜巻って局地的な現象なんですね。

て脱線しました。話を戻します。

 

強風の日がだんだん少なくなってきました。

そうすると不思議なもので「あの強風で毎日自転車が倒れていたことは気のせいだったんじゃないかな。」と思えてくるのです。

わたしの場合、わざわざ管理会社に電話して、いきなり自転車が倒れなくなって、チャネラーに聞いたら「自然の精霊がやってくれてる」と聞かされて、さらにそれをノートに記録したものを保管しているにも関わらずです。

人間の記憶って曖昧だなあと思います。

 

近所の住民も今では自転車がよく倒れて困っていた時期があったことなど忘れているのではないかなと思います。

今は管理会社に電話してから2年ほどたっていますから。

 

もちろん今でも台風がきたり、強風が吹き荒れる日はあります。

その翌朝、自転車置き場がどうなっているかというと、

 

 

最近では、割と自転車が倒れています。

 

 

 

管理会社に電話してから数ヶ月はどんなに強風でも微動だにしなかった自転車置き場の自転車たちでしたが、それからさらに数ヶ月、また数ヶ月とたつうち、少ーしづつ、倒れている自転車を目にするようになっていきました。

ひどい強風の翌朝には自転車置き場内で総倒れになっているのを見たこともあります。

 

ああ‥マソさん。自転車置き場の管理、飽きちゃったのかな。

いやまあ竜巻とかいろいろあって大変なんだろうな。とはいえ

 

 

 

うちの子(自転車)たちだけはよろしくお願いします。

 

 

 

と心の中でいつもお願いしていました。

その甲斐あってか、その後何年経っても、どんなひどい天候の日も、他の自転車がすべて総倒れになっている時も、

 

 

うちの子(自転車)たちが倒れていたことは一度もありません✨

 

 

 

マソさん、ありがとう!!直立万歳!!

 

 

 

 

この話を沖縄に移住した友人に話しました。

 

「いや〜、はじめのうちはね、神様ありがとうございます!って自転車使うたびに感謝の祈りをささげてたんだけど、人間って怖いよね。だんだん感謝の気持ちというより、

 

ねえ‥マソさん。これだけ毎回感謝しているんですから、もちろんわかってますよね?

他の自転車はともかく、うちの子だけは‥‥よろしくお願いしますよフフフ。

 

みたいな気持ちになってきて、しまいには強風の翌朝自転車置き場チェックに行く時、

 

こんにちは。サボらずちゃんとやってるか見にきました。

 

みたいな気持ちにもなってきてさ。感謝の気持ちを捧げるというより、

自転車を管理してるマソさんをこっちがさらに管理しているみたいなそんな感じになってきちゃってね。いや感謝はもちろんしてるんだけど、だんだん調子に乗ってきちゃったというか。テヘ」

 

と真っ黒い胸の内を打ち明けると友人は

 

「でもそんなもんじゃないの?それに神様の方にだっていろいろあると思うよ。

例えばマソさんはそうるさんの家を含むそれより少し広い範囲を守っているという話だったけど、ていうことは他にもその地区を守っている存在がそれぞれいるわけでしょ。

その神様の性格や考え方によってどう管理するかの方針も変わってくると思う。

自転車転倒のクレームを聞いても何もしない神様もいるだろうし、逆にすごくまじめに気にかける神様もいるだろうし、管理区域の境目なんかは

 

ここはどっちの担当?

 

みたいなことで神様どうし揉めたりもしているんじゃないかな。

 

はじめは倒れなかった自転車がだんだん倒れるようになっていく現状にも現れてるけど、人間が完璧じゃないように、神様も人間のように個性があって完璧じゃないと思うのよね。

 

だから神様との付き合い方はそういうフランクな感じでいいんじゃない。」

 

と言いました。

 

さすがは友人。スピリチュアルな沖縄は石垣島に移住しただけのことはあります。

神様に対する考察がリアルですね〜。わたしは感心してしまいました。

特に「どっちの担当?」ってところ。

確かに管理区域の境目はお互いのポリシーがぶつかりあって揉めたり、譲り合ったり、気を使ったり、いろいろありそうです。

 

そんな中、いまだに我が家の自転車を気にかけてくれているのだから、やはりマソさんには感謝の気持ちがわいてきます。

 

みなさんのお住まいの土地にもそこを守っている(管理している)存在がいると思います。

目に見える存在も、目に見えない存在も、いろいろな事情や制約がある中で私たちを気にかけてくれることはありがたく、うれしくなってしまいますね。

 

国、県、市町村、各自治体‥‥と担当領域があるように、神様も伊勢神宮が日本のトップだとすると、そこからそれぞれの担当領域の分担があると思います。

おそらくマソさんは町長さんか、町内会の会長くらいの位置づけでしょうか?

 

マソさんは仕事熱心な(うん、いいの。うちの子が直立してればそれで。)素敵な神様です。